婚姻届を出してきた。

2015年2月15日。
なんでもないけど覚えやすそうな日に、
婚姻届を提出してきました。

これにて一応、長年連れ添った苗字とお別れして、
新しい苗字になったわけです。

でも実はまだ、本当に受理されたか確認できてない。
2月15日は日曜日だったので、提出したのは区役所の守衛室。
夜間や休日はそこで預かってもらって、区役所が開いたら書類を確認して順に受理していくらしいのだが。

前日の2月14日はバレンタインデー。
そして同じことを考えて2月15日に提出しようとした人も多かったらしく、
この週末の届出の数はかなりのものだったらしい。

普段の週末であれば、月曜の午後には受理されたかどうかの確認ができるんだけど、
この週末は月曜に終わらずなんと 火曜の午後14時以降 にならないと確認できません。

だからまだわからんのです。ちゃんと苗字変わったかどうか。


色々名義変更をこれからしていかないといけない。気が重い。のだが、
とりあえず一番最初に手をつけたのがFacebookの名前欄の変更。
特に証明いらないから!

普段ほとんどFacebookを使ってないので、こういうことでもないと更新しない。
とか思ったのに、名前の変え方なんて簡単にわからず。
いつまでも旧姓メインにしかならなかったので諦めようかと思った・・・

でも皆さんお祝いのコメントくれたりして、とてもありがたい。
返信コメントの打ち方がわからないくらい普段使ってないのを思い知りましたが。

さーて、本物の名義変更もがんばらないとなあ!(泣)


追記:2015年2月17日
受理されてた。

両家顔合わせの話。

8年付き合ってて、うちの彼氏は私の父ときちんと会ったことがなかった。
というのも、父がほとんど家にいないからなんだけど。
彼氏は家に何度も何度もきていて、
母、妹家族(旦那、甥っ子、姪っ子)、弟とも何度も遊んだりご飯食べたりしてて、
なんだったら離れて暮らしてる私の祖母の家にも一緒に行くくらいなのに。

ということで、両家顔合わせのときがほとんど初対面なのでした。

私は向こうのご両親とは何度もお会いしてて、
お家にもお邪魔させていただいたりしてたので、
私個人としては特に緊張するということはなかったんだけど、
とにかく父対彼氏、というか父対その他全員という感じで、そっちの方が胃にきた。

父がなんで家にいないかっていったらそりゃ母とうまくいってないからなんですけど。
両家両親揃っての顔合わせですからね、うちの両親も揃うわけです。
そんなに久しぶりってことでもないんだけど(用事が色々あって父がたまに家に帰ってくるから)
こういう場で、少なくともご飯を食べ終わるまでは同じ空間を共有し、
しかも「両家顔合わせ」の場なのでなるべく和やかに過ごしたい。

更に、なんとなく、うちの両親の「あんまうまくいってない」感は、
きっと既にお耳には入ってるんだけど、
あまりこの場ではあちらのご両親に伝わらないようにしたい。(重要)


実家を離れて暮らしているので、顔合わせの日にちをまず決め航空券を押さえるところから始まる。
日程確定したら今度は場所。
あんまり仰々しいのは緊張するし、そんな柄でもないからパスしたい。
だからといってあんまり軽いお店ってのも、一応顔合わせだし・・・
そんな店簡単には見つからんのです、というかない。
一件、ちょうどよさそうなお店があったんだけど、
予定している日(日曜)はお昼に予約ができないということだったので断念。
結局、一番王道のホテルに入ってる和食のお店で、
肩肘張らなくてよさそうなお値ごろのコースを予約した。

はずだったんだよ。


当日。
会場に着く前に、父がめちゃ緊張してテンパってることが判明。
父と、私・母は別々にホテルに向かっていたのだが。

それまでに日程調整の連絡とかの中で、「服装はどうしたらいい?」と父から聞かれていて、
父たちがスーツを着ちゃうと彼氏は100%カッチリスーツ着なきゃいけないわけで、
それもどうかな、そんなカッチリする場にするつもりはないし、と思って
「普段着で、一応ちょっとジャケットくらい、な感じじゃない?」と伝えていたんだけど。

父から「もうすぐ着きます」とメールがまず入る。
我々はそれにちょっとだけ遅れそうだったので、「もう少しかかるよ」と返信。

父「ジャケット持ってきたんだけど着てた方がいいのかな?」

ん? んん??
もう着くんだよね? つか着てきたんだよね?
今それを聞いてどうするんだというタイミングで謎質問。
しかもまだ会ってないから見てもいないし。
「父ちゃんテンパってるwwwww」と移動の車内で爆笑の我々。


ホテル着。
父、先に着いていたのでフロント付近でそわそわしているところを捕獲。

お店が入っている階に着いたけれど、コンタクトを装備してなかったので一人お手洗いへ。
向こう一行が近くにいるなーとお手洗いに入る前に確認してたけど、
出てきたらもう合流しててびっくりした。
とはいっても、面識がちゃんとあるのは母と彼氏くらいなので、
なんともいえないソワァっとした雰囲気になってたけど。
しかも、お店を予約したのが開店時間だったらしく、少し早くてまだ店に入れないから手持ち無沙汰半端ない。
無駄にそのフロアの展示を見たりして時間をやり過ごす。
ちなみに周りには、同じく開店待ちなおばさまの集団がいてワイワイガヤガヤとしている。

ようやく店が開いて、個室を予約していたので部屋に通される。
が・・・

f:id:k_kana:20150213184422j:plain

!?

すごいとこ通るなーって思ってたら・・・

f:id:k_kana:20150213184432j:plain

!?!?

ひひひひ、独り占めかよ!

あっけにとられるわ、もうどこが上座だか下座だか、
そんなことより神座があちらにあらせられるわ。

とりあえず、彼氏家が奥に一列、私家が手前に一列に並んで座る。
しかしそうすると、彼氏家側から見た図がまさにこれ。

f:id:k_kana:20150213184439j:plain

※お料理はもう少し控えめなコースです。

左右にももう少しスペースのある部屋で、
と に か く 落ち着かない。

普段はこんな感じでいくつかテーブル配置してるみたいですね。

http://ameblo.jp/kao-0825/entry-11553381431.html

そりゃそうですね、それくらいの感じを予想してましたけど。
用途「顔合わせ」って選択してしまったからこうなったのかしら。

彼お母さんからもご要望あり、ふすまを閉めてせめて神殿が見えなくなるようにしました。
だって途中で、結婚式をご予定されているらしいカップルが神殿の見学に来ちゃうんだもん。
こっちはこっちでただでさえ探り探りな空気で場を盛り上げているというのに。
やめて。せめて言っといて。


それからはつつがなく、お料理もおいしくお話も弾みまして。
まあ、父が弾みまして弾みまして。
元々よくしゃべる父なのだが、どんどん調子でてきちゃって。
ちょっと独壇場になりかけたんで必死にセーブかけました。

帰りの車内で母と二人、一番最初に言ったことは、
「お父さん、ずっとしゃべってたね」
です。
我が家的にはどんどん恥ずかしいというか申し訳ない気持ちになっていったのですが、
彼氏家はそうは思ってなかったみたいでほっとした。

こんなに舞台にハマると思ってなかった人の話。

私は昔ジャニオタでした。
といっても、小学校高学年から中学生の頃なので、
お金はなくもちろんファンクラブにも加入しておらず、
コンサート・ライブとかってものには一度も行った事がなかった。
テレビに出ると聞けばビデオに録画して、雑誌は毎月Myojoを買う。

中でも好きなのは、V6とKinKi Kidsでした。
V6では三宅君、KinKiでは光一君派。
ジュニアも好きで、特にその頃ジュニアがブームになっていた頃だったので、
TVでジュニアメインのレギュラー番組がいくつかあるほどだった。
そういうものもとても楽しんでいたあの頃。

年月が過ぎて、自分の中の一番がジャニーズからバンドになったりしても、
やっぱり一度好きだったものはずっと好きなもので、
どんな活動をしているのかは気になっていた。

TVの音楽番組やバラエティ、ドラマやたまに映画の活動がメインだった人たちが、
徐々に舞台にシフトしていくのを見るのである。

「なんで舞台なんだろうなー、TVとかにもっと出てくれればいいのに。地味だなあ」

って、その頃の私は思っていたのです。
自分に全く縁のない世界だったものだから。

北海道に住んでいたので、全国ネットや全国展開されているもの以外は触れる機会が極端に少ない。
舞台はほとんどが東京、たまに大阪公演があったとしても、
札幌なんてそのすきま風すら届かない場所なので。

自分の中のランクでいったら、かなり下の方の活動としてみていた『舞台』


2.5次元舞台、というかその頃はまだテニミュくらいしか名前も存在も知らなかったんだけど、
そういうものにも偏見というか、興味ないどころかむしろちょっと退いてた。
そのあたりと接点ができる未来なんて一通りも考えたことがなかった。
「舞台でテニスってwww」ってやつです。いわゆる。


今ではどっぷり舞台にハマって、なんならTVより舞台に出ればいいよなんて思うほどまでなった。
テニミュそのものを観た事はないし今のところ観る機会はないんだけど、
でもテニミュ出演歴のある役者さんをものすごくたくさん知るし好きになる。


そのきっかけはTV。
戦国鍋TV』がなければ、私は舞台という沼に足を踏み入れることはなかったんだな。
TVなのに、舞台への入り口を開いてくれた不思議な存在。
おかげでスケジュール帳にはたくさんの舞台の観劇予定が書かれて、
カードの引き落としはイープラスローソンチケットぴあカンフェティ・・・
ライブが大好きだった頃の数倍、舞台のチケットの半券が手元にある。


人生なにがどうなるかわからないなあって、急に思った話。